D01 不自由な身体/身体の深部感覚認知
MEMBERS
- 研究代表者
- 渡邊 克巳(早稲田大学・教授)
- 研究分担者
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磯村 朋子(名古屋大学・准教授)
向井 香瑛(名古屋大学・特任助教)
- 研究協力者
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白井 理沙子(早稲田大学・研究員)
山本 浩輔(早稲田大学・研究員)
Elena Knox(早稲田大学・研究員)
女川 亮司(東京大学・助教)
小泉 愛(SONY CSL・研究員)
齊藤 俊樹(フリブール大学・研究員)
田中 章浩(東京女子大学・教授)
大塚 由美子(中京大学・教授)
小林 恵(新潟大学・准教授)
村田 藍子(NTT CS研・主任研究員)



不自由な身体を起点に身体性を解明し、未来のテクノロジーで変容する身体の内受容感覚の実証的知見の蓄積を目標とする。
顔身体の違和感と共有感の解明に向け、深部感覚に着目し、不自由な身体・内受容(内臓)感覚・トラウマをうけた身体とそのインタラクション、ヒトの非人間化(モノ化)の過程を、実験心理学・脳機能計測などの実証的手法で分析する。
研究期間前半では、トラウマをうけた身体、集団同調などに関する認知科学的実験を行う。
後半では、深部感覚を構成する脳内ネットワークとしての内受容感覚のシミュレーションの基盤を構築する。
実践場面での当事者感覚を科学の俎上にのせ、リアルとイマジナリの往還を通して、既存の自由/不自由の枠を超えた身体が生み出される過程の解明を担う。