組織・メンバー

C02 リモートな身体/象徴される顔身体と生身の身体

MEMBERS

研究代表者
高橋 康介(立命館大学・教授)
研究分担者
島田 将喜(帝京科学大学・教授)
大石 高典(東京外国語大学・准教授)
錢 琨(九州大学・准教授)
研究協力者
田 暁潔(筑波大学・准教授)
彭 宇潔(静岡大学・准教授)
木村 大治(京都大学・名誉教授)

多様な顔身体象徴を明らかにし、欧米主義を越えた未来の顔身体像の可能性の提示を目標とする。
アジアやアフリカなど各地でフィールド実験を実施し、象徴的顔身体と、内受容感覚を含む身体感覚の多様性を捉える。具体的には、描画やアートにおけるリアルな顔身体の象徴化、身体の外にありながら自己とつながるリモートな身体を検討する。また、潜在的な顔身体観が可視化され、自己と他者を取り巻く顔身体の違和感と共有感の過程を読み解く。
研究期間前半では、人類学を中心とするフィールドワークと心理学による実証研究の越境的融合の手法により、アフリカ、南米を含む世界各地で顔身体描画実験とインタラクションの解析を行い、顔身体の象徴化過程と顔身体観の多様性を明らかにする。後半は実践班と連携し、多様な地域・文化的背景の中で顔身体の象徴化行為を通した共有感構築を検討する。